東京都青梅市にガラスの窯を築いた平岩愛子さん。
Rainbow Leafという工房名で作品を発表しています。
Q
Rainbow Leafさんは、「工房からの風」にどのような作品を出展されますか?
A
使い終わったお酒の瓶を再利用したリサイクルガラスを原料として
制作したコップや器類を中心に出展します。
それから、毎日の暮らしが少しワクワクするような仕掛けのある
一輪挿しや小物入れなども出展する予定です。
平岩さんは武蔵野美術大学で油絵を専攻された方。
その後、ガラスの魅力に惹かれ、さまざまな地でガラスに触れて、
最終的に沖縄でガラスの仕事に就き、その後東京に戻って窯を築かれました。
油絵で表現していた色彩の感覚と、沖縄の風景や光が、
ガラスという素材に巻き取られて、平岩さんならではの作品が生まれています。
100%再生ガラスなのですが、
Rainbow Leafさん独特の穏やかながら端正なガラスの器です。
Q
Rainbow Leafさんにとって、「工房からの風」って、どんな風なのでしょうか?
A
「工房からの風」…
初めて聞いた時、素直に素敵なタイトルだな…と思いました。
全国各地の様々な工房の色々な匂いや思いのつまった風が運ばれて来て、
その風が吹き混じる場所・・のイメージです。
私にとっての「工房からの風」は、私の手から離れて「旅」に出る作品たちを
フワッと飛び立ちやすいように見守り、時にはアドバイスをくれたりサポートしてくれる…
そんな存在だと思っています。
この二日間のために、全国の50の工房からの真剣な風が集ってくる。
これって、ほんとうに素敵なことですね。
(私たちは、ほんとうにありがたく思っています!)
平岩さんは、ミーティングの時に、とっても誠実にご自分の仕事についてお話くださって、
私もガラスのお仕事について、あらためて思うことがありました。
展示ブースでも、来場者の方々と作品のことなどお話しが弾むといいですね。
Q
平岩さんは、小学生の頃、何になりたいと思っていましたか?
A
月並みかもしれませんが、絵を描く人に。
小学生の時、絵画教室に通っていて、その時の先生がとっても素敵で、
その先生のようになりたかった、という感じです。
そのまま美大で油絵を専攻したのですが、気づけばガラスを吹く人生になっていました。
ガラスで器を作ることと、絵を描くことが、平岩さんの中で通じあっているのですね、きっと。
そして、平岩さんご自身がとても美しく素敵な方なので、
今度は、平岩さんに憧れてガラス作家になりたくなる人が現れるかもですね。
しっとり輝くようなRainbow Leafさんのホームページはこちらになります。 → ☆
出展場所は、コルトン広場側からニッケ鎮守の杜に入ってすぐ。
お隣は、「トキニワカフェ」になっています。
キラキラ虹色に輝くガラス、ぜひ青空にかざしてみてくださいね。